自家焙煎コーヒー屋バックヤードの女将です。初夏の気持ちのよい陽気になってきました。
東横線の学芸大学駅から徒歩で3分ほど。商店街からは1本道を外れたバス通りにお店を
開店してからもうすぐ18年になります。私がお店を始めた頃はコーヒーというと男性の
イメージが強くて女性である私がコーヒー屋、しかも自家焙煎の店だという事が珍しかった
ようです。今は女性のバリスタの方も多数いらっしゃるし、自家焙煎のお店にも女性スタッフの
姿は普通に見受けられます。スターバックスやタリーズコーヒーなど大手のコーヒー屋さんの
素敵な雰囲気づくりも珈琲ファンをたくさん増やしてくださったと思います。コーヒーが身近に
日々の生活に自然に存在するようになったのは意外にもここ10年くらいなのではないでしょうか。
バックヤードという店名はBACKYARDと書きます。裏庭、空き地、とっておきの場所、の意味があある単語だそうです。開店当時は自家焙煎コーヒー屋が地域の皆さんに受け入れられて商売として成り立つのかどうか自信がなく、駄目だったらレストランか喫茶店、BARなどに変更することを考えていました。職種の変更とともに店名も変更したくはなかったのでどんな種類の店でも不自然でない店名を考えました。
バックヤード...子供の頃に遊んだ空き地みたいな場所。そこに行けば仲間の誰かがいてくれる。楽しい時間が待っている。皆のとっておきの遊び場。そんな感じのお店になったらいいなと思ってBACKYARDに決めました。今もこの店名にして良かったなと感じています。
18年も営業していると赤ちゃんだった子が大学生になったり、可愛らしいお嬢さんだった子がお母さんになったり、街の様子も色々と変化しています。転勤、お引っ越しなどで学大を離れた方が久しぶりに来て下さって『まだこの店あったんだ!』と喜んでくださることもあります。他界なさったお得意様も何人かいらっしゃいます。
開店して18年、学芸大学に住むようになって13年、私は一日中この街におります。こんなに長くこの街で暮らしていると、生まれ育った横浜よりも何だか懐かしいような気持ちになります。東京の中心地にありながら人も街も暖かくて優しい。これからも、この街の風景に溶け込んで自然に存在するような店でありたいと祈りつつ明日も、明後日も、バックヤードOPENいたします。どうぞよろしくお願いします。
お店では色々なイベントを企画しております!是非ご参加下さいませ。
◆ライブ・イベント
◆ボイストレーニング、ギタートレーニング
◆ゴスペル ワークショップ
◆ヨガ教室
◆稲川淳二の怪談ライブ鑑賞会
◆鍋パーティー
などなど。楽しい事いっぱいです。
もちろん、コーヒーに関するお問い合わせやご質問などもいつでもどうぞ!コロンビア、ブラジル、グァテマラ、ケニア、インド、インドネシア、ペルー、世界各国の美味しいコーヒー生豆をご用意してお待ちしております。
ネットショップも是非ご利用下さい→
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